新型ウィルスとスクールの再開について
年明けより長らく休校となり、
今月末に4月からの再開について検討する予定、、、で、
こう決めた時、3月末には4月から再開できるだろう、と
世間もなんとなく緩くなってきつつあった時だったような、
そんな早くに収束しないような気がしつつ、
でも、ギリギリ再開できると判断できそうかも?と、少し甘めに考えていました。
そして、3月末日が近づいてくるとともに、
これは、再開厳しいんじゃない?と。
この数年、個人的に、
まさか嘘でしょ?!こんな嘘みたいなことが起こるの?!なことが
連続で、自分で整理がつけられない、バラエティ豊かな理不尽が沢山起こりました。
まさかまさかな被害も連発で受けました。
そんな身としては、今のこの嘘みたいな事象に対して、楽観視したり現実逃避したりパニくったりすることなく、冷静に、こういうこともありうるよね、嘘みたいなことって起こるよねって思えてしまいます。
8割が軽症で回復する、と聞くと、多くの人は、その8割に入れるものだと
なんの根拠もなくアバウトに感じるのだろうと思います。
だから、世間は大変でも、自分は大丈夫だろう、とたかをくくってしまう。
でも、私は、嘘でしょ!?連発をしてきたので、2割に入る想定ができてしまうし、自分は大丈夫なんて思えなくなりました。8割に入れたとしても、無症状で無自覚でも体内が蝕まれないとは言えなく、感染前の体(自分)にはもう二度と戻れない。かもしれない。
もともと超楽観的なタイプなので、昔の私なら、確実に自分や身近な人たちは大丈夫だろうって感じてたかもしれないです。
自分も、自分の周囲の人達も、自分が関わる人達みんなみんな、
不幸なことや苦しむことには絶対になってほしくなくて、
心安らかに穏やかに日々過ごしてもらいたい。
自分の判断で誰かのリスクが上がることだけは絶対に避けたいです。
今起こっていることに関しては、スクールのことだけを考えたり優先して判断することもできません。
今年は、新型ウィルスは全く関係なく、もう既に、本当に大変な年でした。
まだ3月で、残りの方が多いけど、既に、大変で大変で、大変すぎて、
人生の中での大変ランキングに確実に入ると思います。
そんなわけで、今まで、大変で、ボロボロでした。
(・・・今もまだ抜け出せていないです。)
心耐えて頑張りながら、ほんの少しでも通常を取り戻していこうと思っていたら、
今の国難状況になって、これはどうしたものか、となりました。
「3密」をスクールで考えてみる
残念ながら、収束どころか、感染の爆発的急増するのではという緊迫した状況にあり、
大阪は、特に注意しないといけない地域にあげられています。
下記リンクは、内閣府のサイトに掲載されている
「密を避けて外出しましょう」です。
①換気の悪い密閉空間
窓があり、換気扇もあるので、アトリエの換気は可能です。
これについては、対策可能です。
②多数が集まる密集場所
スクールは、少数人数制で、不特定多数が集まるのではなく、
常に特定された方のみが集まります。
面積に対する「多数」が何人になるのかの解釈や
実際に理想とされる人数が何人なのか、にもよりますが、
個々でも十分にご注意いただき、体調に不安がある場合はお休みいただいたり
到着後すぐの手洗いの徹底や個々のマスク装着などにより、
大人数でもないので、対策は可能なのではと感じます。
③間近で会話や発生をする密接場面
会話によりエアロゾルが発生するので、この密接場面を避けるように。ということですが、
この③が、スクールとしては、どうしても避けられない項目になります。
満員電車による感染拡大が発生したというニュースはほぼ見られなく、
車両内が混んでいても、会話をしないことが大きな要因となっているようです。
対面のスクールの場合、間近で会話をしない、発生をしない、ことは厳しいです。
どうしても③が避けられません。
生徒さん同志の横の距離を1m以上、
向かい合わせの場合は2m以上の距離の確保が望ましいようで、
平均1.8mの間隔を保った方が良いようです。
現状、この距離を保つことも困難です。
仮にどんなに距離をあけられたとしても、間近での会話は必ず発生します。
対面でのスクールでは、エアロゾル発生不可避です。
同じ規模で条件でも、開講しているスクールはあるかもしれません。
他がそうだから大丈夫、とはなりませんし、
生徒さん側が考える判断と、スクール側が考える判断も違います。
多少でも収束に向かっているという中で、
スクール再開をイメージしていたので、どうしたものか…です。
肺炎はまじで怖いしやばいのです。
新型コロナウィルスの症状は肺炎だけではないのですが。
「肺炎」という症状は、心苦しいトラウマの一連の中の1つです。
大事な存在を肺炎で亡くした訳ではないのですが、一時、肺が白く映る症状発症で心から祈る時期がありました。
そして、失ってしまった後、ストレスにより、私自身も、酸素を吸えない辛さを経験しました。苦しくて、そして、本当に怖かった。
酸素を吸えない怖さは、言葉ではとても伝えきれるものでなくて、
経験者にしか理解しあえない恐怖だと思います。
たった一時そうなっただけでも怖くて辛かったけど、
肺炎の過酷さは比べ物にならなく想像するだけでも恐ろしいです。
万が一であっても、生徒さん達に、現状、何もかも不明なウィルスへの感染リスクをあげることにスクールが関係することは避けたい。無責任な判断もしたくないです。
嘘のような出来事や被害は、誰にでも、予測不能で理不尽で、ある日突然、嘘みたいに降にりかかってくる。
数日内に、悪い方への急激な状況変化はあり得ても、
良い方への変化がすぐに現れるようには思えないし、
生徒さん個々により、習い事に対する捉え方や位置付けが変わるだろうし、
今現在の不安や心配の度合いも人により様々だろうなと。
基礎疾患がある生徒さんもいらっしゃいます。
不要不急=生きるために命のためにどうしても必要なこと
だそうなので、そうなると、生徒さんにとっては、習い事は不要不急に入らないなと。
不要不急の外出の自粛要請がされていない要注意都市でなかったら、再開判断ができたかもしれないです。
今のこの状況では、休校続行となりそうな・・・。
そこまで心配しなくてもよかったな、と思える時がくると良いのですが、
それもまだ、いつそうなるのかさえも、何もかもわからない段階なので、
念には念を入れて注意して、
正しく怖がる必要がありますね。
まさか、こんなことになるとは・・・
一つだけ良かったことは、
ボロボロに泣きながら授業することが避けられていること。
突然に溢れてくる涙を抑えることができないので、
困らせるしかないから避けたいけど、まだコントロール不能で、
なぜ今?と思われるかもしれないタイミングで
一人涙止まらず困ることを覚悟していました。
微妙な空気を作らなく済んでいることだけ、唯一、良かったことでした。
(いずれ再開した時に、まだコントロール不能な場合、
困らせてしまうかもしれません。すみません。)
止まったままではいられないので
好転要素があれば、再開決定したいと思います。
現状が長く変わらない場合、スクールとして、今のままそのまま、というわけにもいかない。何かしらの打開策を考えねばです。
ぶっちゃけ話を書かなくても良いのですが、、、
スクール専業ではないので、休校期間中、スクール以外に力を注いでも実は良かったりします。
それをしだした場合、なんとなくの予想、予感として、
それらの比重が増える可能性は高くて、スクールのための隙間が残るかどうか、昔と同じ方向へ向かわないとは言えないなぁと・・・
昔と同じ方向とは、仕事の並行に悩んでいた時期のことで、
全力で教えてはいましたが、仕事をしながらの開講の無理度が大きくなっていて、
当時は徹夜当たり前で納期前は地獄状態で、時間も体力も足りなく、
定期的なスクール開講のために断らなくてはいけない仕事も増え、
本業に力を入れたいジレンマも積もりに積もり、
受けたかった仕事を断った悔しさも積もりに積もり、
いずれ決めなくてはいけないと常に感じていました。
当時、そんな矢先に漏水事故が起こり長期休業せざるをえなくなって、
何もかもが濡れてしまい、当時の仕事も自分の活動も全て止まり、
復帰後に、どちらへも方向転換できる状態になった時、
生徒さん達は長期間休校でも辞めずに待っていてくださって、
休校期間中も熱心な申込をしてくれる人達がいて、
恩返しの気持ちでスクール比率は減らさないと決めて、
それまで絶対に増やしたくなくて断わり続けていたのに
席のない熱心な新規申込者のためにクラスを増やしたことがありました。
私の中でスクールの位置付けが変わる出来事です。
位置付けは変わったけど、比率確保のため、
受けられない仕事が増えて葛藤だらけの期間もありました。
本業を好き過ぎるのです。
今後、担当するクラスを増やすことはできないけど、
今現在の在籍生徒さんが続けたい間は、しっかり続けていきたいと思っています。
担当できる講師が育てば、更に続けていけると思います。
開講できない期間、スクールの活動以外に舵を切ったら、
本業を好きすぎるので、スクール以外でいっぱいになり、昔と同じにならない自信がもてないから、開講できない期間も、元にすんなり戻れる同じ隙間を残しておきたく、
何かの打開策が必要だなと感じます。
この状況の中、安心安全に開講するのは、
オンラインスクールしかなさそう。
対面で行ってきた授業や指導を、オンラインで同等に同レベルで、は厳しい。
厳しい、というか、無理かな。
オンラインでは、本当の意味での技術習得はまず無理と思ってきたし、
他ジャンルのスクール代表の方も、実際に、無理だ。と言われてた。
本当の意味での習得は難しいかもしれないけど、
試したことがないので、かもしれない、になるし、
楽しさを伝えたり、下地作りはできる?かもしれない。
どこまでどのレベルまで生徒さんを育てられるのか、
ゴールが未知だから、挑戦と思えば、面白いかもしれない。
高レベルを求めない人にとっては、実はオンラインで全然良い、となるかもしれない。
経験がないから、いざやってみたら、意外に双方ともに楽しかったりするかもで、
新しい形が作れるかも?しれない。
結局、未経験に関しては、かもしれない。だらけ。
やってみないとわからないですね。
間違った方法や知識が広まっているという情報がやたらめったら入ってくるので、
正しい方法や知識を広めるきっかけになれば、それはそれで意義あるかもしれないし。
生徒さんの技術習得・知識習得に重きを置いてきたけど、
結局のところ、対面であっても生徒さん本人次第、なところも大きいし、
一つの経験として、休校続行の場合は、実験的に始めてみようかなという気持ちが生まれています。
考えがまとまって、本当にやろうとなったら、
またお知らせしようと思います。
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