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手作りマスクの機能をあげる一工夫



新型コロナウィルスの感染者拡大に伴い、

政府や大阪府からの要請や発表をもとに

安心して通学・受講いただけると判断でき次第、スクール再開いたします。


関西では、大阪、兵庫で感染拡大が止まっておらず、

各自治体から都市間の往来自粛要請がされていましたが、

4月に入り、京都も加わりました。


関西圏外でも感染拡大が広がっています。

どうぞ、みなさま、くれぐれもご注意ください。





手作りマスクのマスクゴムの代替品


マスクの入手が困難なので、ミシンを所有している生徒さんは、

マスクを手作りいただくとよいなと思います。


フレンチブルクラスの生徒さんは、フレンチブル用付属材料の中に「ウーリースピンテープ」という、伸縮するふんわりした伸び止めテープが入っています。

伸びるやわらかいウーリースピンテープは、マスク用のゴムに利用できます。



店頭などで、マスクゴムが入手できない場合も、(柔らかく伸縮する)ウーリースピンテープを代替品として使用できます。






手作りマスクは、一工夫するとマスクの機能があがる



手作りマスクの機能を上げられる方法があります。

生地と生地の間にキッチンペーパーを挟めるようにしましょう!


ポケットを作ったり、外側生地と内側生地の間に入れられるようにするなどして、間にはさめる仕様にすることで、マスクの機能があがります。



医療向けマスクの基準は0.3μmの粒子捕集効率が95%以上のN95防護マスク。


フィルター製造業者のFOCUS社の協力を受け計測された結果が公開されていて、キッチンペーパーで粒子捕集効率74%以上の数値が出たということです。

ティッシュペーパーでも46%以上という数値が出て、一般人が使用するマスクには十分な水準になることがわかったそうです。



キッチンペーパーまたは、2枚重ねのテッシュペーパーを間に入れられる仕様にしてあげることで、粒子補修効率=約46%〜74%のマスクにすることができます!


生地の手作りマスクは洗濯でき繰り返し使用できるのが良い点です。

ただ、生地だけでは、粒子捕集効率が低い。

使うたびに洗濯し、毎回の装着前に、新しいキッチンペーパーやティッシュペーパーをマスクに挟んであげると、より安心できるマスクになります。



市販マスクの中にティッシュペーパーをはさんだら、テッシュペーパー1枚挟んだでも息苦しかったという人がいるようです。ということは、やはり効果が上がるということですね。


内側にはさむだけでも良いかもしれませんが、安定しないので、ズレることがあるかもしれません。生地と生地の間にはさめるようにしておくとズレる心配なし。

マスク装着時の快適度も上がると思います。



パターンも縫製も、個々で自由に工夫して制作することが可能なので

生徒さん達は、一般の方と比べ、きっとより良いマスクが作れるはず!


ということで、市販マスクが入手できなく、手作りマスクを制作される場合には、

ぜひ、それぞれに、マスクの機能UPの工夫をしてみてくださいね。






使用した手作りマスクは60℃以上のお湯で煮沸が必須



手作りマスクは洗濯ができるから繰り返し使用できますが、

帰宅後、すぐに60℃以上のお湯で煮沸!することが大事だそうです。



使用したマスクをそのまま自宅内放置した場合、

自宅内にウィルスを拡散させる可能性があり危険です。


まずは、マスクにはさんだティッシュペーパーやキッチンペーパーをビニール袋に入れて密閉して廃棄。

手作りマスクは、石鹸を使ってまずウィルスを洗い流してから煮沸、が良いと思います。



出回っている情報なので、ご存知の方も多いと思いますが、

新型コロナウィルスには脂質の膜があるそうで、石鹸がその膜を壊してくれる。

石鹸で膜が壊れることで、洗い流すことができる。

ということで、手洗いは、水だけでなく石鹸を使用することが大事。

マスクも、石鹸で洗ってから煮沸すると安心できます。

ちなみに、液体石鹸より、固形石鹸の方がより良いとの情報もあります。




60℃以上のお湯で煮沸しても問題ない、熱に強い綿や麻生地を使用して作るのが良いと思います。

ゴシゴシ洗いたい人、洗濯頻度が高い場合、綿は水に濡れた際の強度が高いので安心です。(粗めに織られたガーゼ生地など糸の捻が甘い綿生地は摩擦等に弱いので、ゴシゴシは洗えません。)

ちなみに、麻は熱に強いです。




(ネット情報の感染予防対策ですが、武漢で家族全員生存の家族は、家族全員が、帰宅後はすぐにお風呂に入り全身洗っていたそうです。誰かが帰宅したら、それぞれ部屋から出ないようにして、衣類もすぐに洗濯。家族とは全身洗って出てきてから対面されていたとか。

ネット情報は、真偽不明な情報も多いですが、実際にウィルスが付着している場合、手洗いだけでなく、洗顔・洗髪もしないと意味がないそうなので、人混みに入ったり多くの人と接した日、交通機関を使用した場合など、念には念を入れて対策しておくと安心かもと思います。)








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