結果を出すためには「質」よりも「量」
時々、同じような内容の文章や話題を見かけます。
たまたま、また見かけたので、紹介します。
プロの域を目指す人用の記事は他にもいろいろ。
パッと検索しただけでもたくさん出てきますね。
何毎においてもプロレベルになるには大体1万時間かかるというもので
これを「1万時間の法則」というそうです。
(たまたま選んだ記事なので、気になった方は、検索などして、良い記事を探して見てくださいね。)
「1万時間の法則」について
上記リンク先記事の中に、
『「能力が高い人は、他の人よりも長時間の練習を積んでいる」ということが、この研究によってはっきりと示された』とあります。
「質」を求めるなら「量」は必須。
これは完全に正しいと思います。
そして上記リンク先記事には『それは練習時間だけではなく、ある練習方法が、超一流とそうでない人を分けていた』とあります。
ただやみくもに、意味のない「量」をこなしても成果が出ない。
これも正しいと思います。
どんな「量」をこなすのか、めちゃくちゃ大事だと思います。
「量」に必要となる「正しい努力」の方法は、「限界的練習」とあります。
『レベルの高い場所にあえて自分を置き、常に「限界をはみ出す」環境を作ろう』
高いレベルを知ることは、自分の物差しのメモリが確実に変わることだと思うので大事。
何が高いレベルなのか、どんな高いレベルが存在するのか、わからないのでは、目指しようもないですし。
そして、「即時フィードバック」が重要だと書かれています。
これをできるできないは大きいと思います。
できる人だけに成果が出るものだと思います。
しっかりと、自分で考えて「量」を積んでいくしかないです。
この「正しい量」をこなせる人が少ないから、誰でも簡単にプロにはなれないのだと思います。
学校などで習う時間は、1万時間の中のほんの少しです。
もしかすると、授業の時間は、この1万時間の中に含まないのかもしれない。
習った後に、身につけるために独自で費やす時間だけで1万時間、なのかもしれない。
どのジャンルであっても「習っただけで仕事ができる」は脆く実態がないものだと思います。
でも、一般的に、そういう甘い言葉にみんな惹かれるのでしょうね。
私はそんな甘い言葉は言えないけど、「量」を積むための「正しい方法」は伝えていると思っています。
今は、ネットが身近で、どんな情報も簡単に手に入るので、
情報の取捨選別ができないと大変で、人は簡単に入手できるものは軽んじる傾向があるから、これは!と思ったら、ノートにあえて手書きで書き写してみるとか、
忘れないよう、また振り返れるよう、脳に入るようにすることも、
昔と比べ必要になってきてる気がします。
大事だな〜って思ったことも、日々、大量の情報の中で薄れて忘れてしまうので。
音楽だったり料理だったりスポーツだったり、例えはいろいろですが
一流を目指したい!プロになりたい!と思う時、
ジャンルが違っても、必要な姿勢や意識は共通しているはず。
そして、「正しい量」を積む、も共通だと思います。
どのジャンルも、結局、「量」でしか「質」は生めない。
「量」はいつか必ず「質」になり、その実りは必ず手にできます。
と、こういった内容は時々見かけるので、知っている人も多いと思いますが、
「知らなかった!」な人のために記事にしてみました。
なんて書いちゃってるけど、それだけの「量」やって書いてるの?って、
どの記事読んでも安心できるほど「正しい量」を積んだ自信ありです^^;
それはもう量こなしまくりの大変で壮絶で濃厚で過酷な何年もがあって、同じことはもう二度と経験したくない程です。
でも今後も、もっともっと量積まないと、と思っています。
上記リンク記事の中にもありますが、いつ成果が出るのかわからない、ただひたすら
量を積んでいる時期は精神的にもきついはずです。悩むし迷います。
やってて意味あるのかさえわけわからなくなる時期もあるかもしれません。
私は、昔、読んだ本のコロンブスの話を支えに乗り切りました。
(心の支えになった本なのに、タイトル忘れてしまいました....)
コロンブスは、もう無理でないか、永遠に何もないのでないか、と
大陸発見するまで何年も何も見えない海を、過酷な状態で苦しみながら漂ったはずで、
大陸を発見するまでやめなかったから、大陸を発見できた。
大陸は、遠くからかすかに見えるものでもなく、ある日突然に見えるもの。という話。
かすかに見えてたらまだ頑張れるけど、全く見えなくて、ある時、急に見えてくる。
それは明日かもしれないし、2ヶ月後かもしれないし、2年後かもしれない。20年後かもしれない。
ゴールが見えないのに諦めずに続けられる人は一握りで、普通は続けられない。
コロンブスなんて、大陸があるかどうか、無いかもしれないという恐怖と戦いながら諦めなかった。
大陸が存在するのか?なんて、頑張りが報われる類いのことでもないのに、諦めなかった。
自分がやりたいことは、コロンブスよりずっと見つけやすくて、コロンブスの過酷さよりずっとまし。
いつかの確証はなくても、諦めさえしなければ、いつか必ず見えるはず。
みたいなことを本から感じ取り、20代から、あれ?見えてきた?となるまで、
支えにしてました。
啓発本の類ではなくて、コロンブスがどれだけ苦労して大陸発見したか?という
コロンブスの航海の過酷さが書かれた本でした。
本気で「量」を積み、何かを得たい人にとり
何を支えに苦しさを乗り切れるかは、人それぞれ。
プロを目指すと、何かを支えにして精神を保たないと厳しいくらいの期間が長くあるだろうと思うので、仕事にしたい生徒さん達は、それぞれに自分の支えや励みを見つけて、楽しみもみつけて続けてほしいな、と思います。
犬服を、そんなストイックにまでする気ないけど!な生徒さんは、ただただ楽しく!
プロになりたい!な生徒さんは、「猛烈な量」です^^
(私は、苦しい時期をもう脱していますが、
脱してかれこれ・・・記事を書きながら、昔と比べ緩んでるよな、と再認識...。
私も、更に量を積みつつ、頑張りたいと思います!)
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